・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

北アルプス 燕•常念•徳本峠

2025/09/08(月)〜09/10(水)
報告者
甲田
山域
北アルプス
ジャンル
縦走
天候
9/8:雨後雲 9/9:晴 9/10:晴
行程

9/7(日) 中房温泉ロッジ(前泊)
9/8(月) 中房温泉登山口9:40→富士見ベンチ12:20→合戦小屋12:55→燕山荘14:30
9/9(火) 燕山荘6:45→大下りの頭7:40→小林喜作レリーフ9:25→大天井岳10:15→
    大天井荘10:45→東大天井岳12:20→横通岳13:40→常念小屋4:15(泊)
9/10(水) 常念小屋5:50→常念岳7:05→常念小屋8:05 休憩8:40→王滝ベンチ10:35
     →一ノ沢登山口11:30→タクシー待ち合わせ場所12:05

報告

「表銀座をのんびり歩いて大天井岳から常念に向かいます」の募集があり参加させて頂きました。
中房温泉に前泊し、まず湯巡りを楽しみました。
中房温泉には数多くの源泉(14の外風呂、内風呂)があり、日本秘湯を守る会の温泉です。

登山1日目はスタート時に雨がぱらつきましたが、登山道は良く整備された樹林帯で濡れる事はありませんでした。
合戦尾根は北アルプス三大急登の一つと言われていますが、休憩ポイントが良い間隔であります。ただ、汗は湿気もあって半端ない量でした。
合戦小屋では 念願のスイカを食べました。とても甘いスイカでした。
(小屋の人の話から 以前よりカットは小さくなっているようです。)
燕山荘から燕岳は花こう岩が砕けた砂がざらつく登山道で、他の山とは違った山容です。
コマクサがまだ残っていました。

2日目は 朝食を小屋で食べてから スタートです。いつものアルプスの縦走は早朝暗い時間から朝弁当で出発していたのですが、ゆっくり準備出来て(トイレ事情も)リラックス出来て助かりました。
お天気良く 東大天井岳、横通岳ピークも通って常念小屋迄 360度の山の景色を満喫出来ました。 途中立ち止まっては リーダーやSさんの解説を聞きながら 裏銀座の山々(伊藤新道、竹村新道)等眺めて、全く飽きる事無く 歩き通せました。

3日目は常念小屋から蝶ヶ岳小屋迄、4日目は蝶ヶ岳小屋から大滝山経由上高地の予定だったのですが、この後の天気が微妙だったので、4日目を中止して、常念岳ピストンして一ノ沢登山口に下山する事にしました。(リーダーは 常念岳登らずに私達を見送ってくれて先に下山)
2日目の燕岳〜常念小屋までのパノラマ歩きが最高だったので 未練無く変更しました。

常念小屋出発時に タクシーを予約して3時間半程で下山しました。
一ノ沢登山口から林道を歩いていると 50匹程の猿の軍団にも出会って1人で歩いていたら さぞかし怖かったかと思いました。
予約より 早めに着いたら 3台のタクシーが待機していて 早めに乗ることが出来ました。これも人気の山だと実感しました。

今回歩いたのは パノラマ銀座(燕岳•大天井岳•常念岳•蝶ヶ岳)と呼ばれているようです。
ウラシマツツジの紅葉もあり、秋の気配を感じる事も出来ました。
今回行けなかった蝶ヶ岳から大滝山経由上高地は 又の機会に挑戦してみたいです。
山を良く知っているお二人に色々話(山、鳥、植物等)を聞けて感謝しています。

合戦尾根の急登
待望のスイカ
燕岳から
朝焼けの槍ヶ岳
大天井岳
常念小屋へ
ウラシマツツジの紅葉
常念岳
林道の猿
燕岳のコマクサ