・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

ロープワーク研修

2025/08/30(土)〜08/30(土)
報告者
橋爪
山域
ジャンル
研修部研修
天候
晴れ
行程

10:00 南大沢駅集合、現地へ移動、準備
10:30 本日の目的と流れの共有
10:45 事故現場の状況説明及び反省点の確認(雪渓通過部分にフォーカス)
11:00​実技①:フィックスロープの張り方(支点構築~ロープのテンション調整)
11:15​実技②:スリングによる簡易ハーネス+ランヤードを用いた通過動作の練習
11:30 グループに分かれて通過手順の実践①
12:00​食事休憩
12:30​グループに分かれて通過手段の実践②
13:00​事故現場で取るべきであった行動の実践・討議
13:30​グループに分かれて通過手段の実践③
14:00​振り返り・質疑応答・まとめ
14:30​解散予定
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報告

5月の滑落事故の状況確認と反省を主旨とした研修部の研修を実施しました。10時南大沢駅に集合。15分ほど歩き富士見台公園で研修を行いました。当日は37度の猛暑の中で、歩くだけで汗がダラダラと体から出るような酷い暑さでしたが、公園の日陰は多少風もありなんとか暑さをしのげる感じでした。まず1分間の黙祷と今回の研修の主旨を参加した皆さんと共有して研修を開始。実際にいたメンバー3名が当時の事故現場の状況を再現して何故事故がおこったのかを検討しました。ロープの長さが足りなかった事で途中雪渓をクライムダウンする事になり滑りやすい状況となった事等を参加したメンバーと確認した後、木のどこに支点を作成するのがいいのか,セルフビレイはどこにかけるのか、グローブヒッチやムンターヒッチはどうやるのか、ランヤードのやり方等を再確認しながら、安全にトラバースする方法をメンバー全員で話し合い、実際に各自トラバースを実演しました。昼食を挟んでSさんが参加。再度午前中に実施したトラバース訓練を行った後に、3名と4名に分かれて、はじめから終わりまで自分で自己確保しながらトラバースを行う訓練を行いました。最後は各自の感想を話し合い研修を終了しましたが、やはり事前の装備確認や相互の声掛け・行動確認の重要性を再認識した研修でした。出来ればもう少し参加者が多ければなお良かったかと思いました。