・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

3月会山行 辺室山-三峰山-大山

2023/03/19(日)
報告者
加藤隆太郎
山域
東丹沢
ジャンル
ハイキング
天候
晴れ一時曇り
行程

本厚木-辺室山-三峰山-大山-伊勢原

報告

23-0319 土山峠-辺室山-大山三峰山-不動尻-広沢寺温泉のコースを変更して、辺室山-大山三峰-大山を歩く。
 辺室山-大山三峰-大山このコースは数年前から歩いてみたかった。地味なコースであり、かつ三峰から大山に向かう途中破線ルートがあるので一人ではなく何人かで行きたいと虫のよいことを考えるものだから、なかなか行けずにいた。本日は年来の希望がかなった。
 朝本厚木6:55の宮ケ瀬行のバス、本厚木東口5番バス停集合これに乗り遅れると次は7:40発になる。朝の40分は貴重だ。遅れるわけにはいかない。十分間に合うはずの電車を選んで起床時刻、家を出る時間を計算し乗車した。それなのに乗り遅れてしまった。バス停の場所を間違えてしまったのだ。申し訳ない。40分も遅れてスタートとなった。

 土山峠で降りたのは我々のほかにはカップルが一組だけだった。
 しばらくは急登だ。ゆっくりと登る。昨日の雨の後だが足元はぬかるんでいない。歩きやすい。気温は思ったより低めで5℃、登っていくとちょうど良い。昨年竹内さんと仏果山に来た時11月なのにヒルがいた。辺室山は仏果山に近い。冬を超えての3月もういないと思うが、東丹沢にはヒルが多い。途中春霞があるものの東に都心が見える。スカイツリーがよく見える。ちょうど1時間で辺室山、今度は西、南方面が開けて気持ちがいい。休憩をとる。もちろん誰にも会わない。天野さんがチョコを配ってくれる。
 2017年3月28日に来たときは雪がまだかなり残っていた。車を土山峠バス停において辺室山までピストンだった。天候が思わしくなくハイカーなど一人もおらずものさみしい山の印象だった。今日は4人なので明るい印象の山に感じる。
 今回は予定通りなら参加できないところだったが予定がキャンセルされ参加できた。おまけに前日は一日雨が降る寒い一日だったが、本日は天候も回復した。実に幸運が重なっている。
 辺室山から40分で物見峠、休憩をとる。ここから2ピッチで三峰山ちょうどお昼時に山頂となる。三峰山に近づくと「ここからは危険を伴う道なので引き返す勇気を持ってください。」との趣旨の看板が出てきた。私はダブルストックを使うが道はストックが邪魔になるような岩場急登になってきた。上り下りを繰り返す。鎖場、はしごが続く。夏季の南北アルプス前に足慣らしにも良いところに思える。
 三峰山の頂上は狭く、どこにこんなに多くのハイカーがいたのかというほど人が多い。もう少し進んで落ち着いて昼食にしようとさらに進む。山頂から下るがさらに岩場が続く。しばらく進むとようやく道が緩やかになる。ちょうど良いところに竹内さんが言ったベンチがある。ここが我々が行く唐沢峠に向かう破線山道と不動尻に向かう道との分岐点だ。ここからの道が地図に「迷」とある破線だ。その前に昼食をとる。
 竹内さん何とかヌードルとおにぎり、天野さんおにぎり、吉村さんおにぎり、私カレーカップ麺とパン、「おにぎりを持っていける季節になりましたね。」とひとしきり話題になる。確かに冬はおにぎりは凍ったり凍らなくともぱさぱさしてしまう。天野さんがリンゴを配ってくれる。ごちそうさまでした。
 少し進むと広い尾根になる。道がわかりにくい。青いテープがある。その方向に進む。違う。アプリを見ると全く違う方向だ。「登り返しましょう。」吉村リーダー。戻って方向を探す。尾根らしいところを一度降りてみるが違う。この位置からは、はっきりした尾根はほかにない。
 天野さんが踏み後を見つけてくれた。そこを下るにつれてはっきりしてくる。確かにここは注意が必要だ。わかりにくい。この破線山道の間はハイカーに全く合わなかった。約30分で不動尻への分岐に到着、不動尻から大山へのハイカーが一気に増える。ここから1:20で大山だ。
 大山に近づくにつれて階段が続く、いい加減登ってもまだ続く。階段を満喫した。
 山頂できれいな鳥をつがいで見た。何という鳥だろう。誰かご存じだったら教えてください。カケスかなと天野さんが調べてくれた。確かにそのようだ。
たっぷり歩いた。休憩を入れて9時間14.4㎞。
 この後伊勢原へ出て反省会。楽しくビールと日本酒を少々いただいた。
 吉村リーダー、お二人楽しい山行をありがとうございました。