・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

越後駒ヶ岳

2021/06/26(土)
報告者
甲田
山域
越後三山
ジャンル
ハイキング
天候
晴れ後雲
行程

多磨霊園3:00→枝折峠7:10→明神峠7:35→道行山8:30→小倉山9:20→百草の池10:15→前駒11:00→駒の小屋11:30→越後駒ヶ岳11:50 昼食→駒の小屋12:40→前駒13:00→小倉山14:00→枝折峠16:00

報告

越後駒ヶ岳は八海山、中ノ岳とともに「越後三山」と呼ばれている。山頂から小倉山にかけての鞍部がいかにも馬の背に似た優美な姿で人気の百名山です。
事前の天気予報はあまり良くなく、午後から雨、雷雨も覚悟して朝3時にこちらを出発 7時前に枝折峠駐車場に到着。もう8割は近辺からの車が停まってました。綺麗な水洗トイレがあります。
気になっていた天気は 雲はありますが、大丈夫そうです。
山頂までの標高差は1000メートル程 良く整備された登山道ですが、長い道のりです。
枝折峠からすぐに尾根道が始まり 左手に荒沢岳や奥只見湖を眺めて 標高のあまり変わらないアップダウンの道や木道を登って行きます。ピンクのタニウツギが多く見られ満開でした。足元にも イワカガミ、マイズルソウ、イワウチワ、ショウジョウバカマ等を見て一息つけます。
前方には 目指す越後駒ヶ岳、中ノ岳が格好良く見えます。風も無く 気温も高くじわじわと汗だくになります。途中雪渓を何度か横切り小倉山に着きますが 標高差はまだ6割程残っています。
百草の池から前駒まで岩場で急登になり、高度を稼げます。
前駒からざれた岩場ですが 思っていた以上に早く駒の小屋が見え、小屋脇の水が美味しく頭の芯まで痛くなるくらい冷えてました。
最後の雪渓登りの後、中ノ岳との分岐を右に行くとほどなく越後駒ヶ岳到着。広くはないですが、ベンチもあり 昼食をゆっくりと取れました。ただ、残念なのは八海山方面はガスって見えません。
平ガ岳、燧ヶ岳は少し雲がかかってましたが、同定出来ました。
雨と寒さ対策で持ってきたものは全く使わずじまいになりました。
途中 遠くの黒い雲が気になりましたが、下山までは持ちそうです。
下りはガレ場と雪渓の下りで足元に気をつけながら 花や景色を思う存分楽しみながら、急ぐ事無くゆっくりと降りました。
下山後は近くの宿(銀山平)で温泉と川魚や山菜三昧の食事で体を癒す事もできました。

スタートです
青空になり 目指す越後駒ヶ岳が見えます。
雲海も少し
雪渓も
荒沢岳
小屋直下の登り
駒の小屋
水場
雪渓の登り
山頂
シラネアオイ
タニウツギ
タムシバ
カエルの卵