・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

金毘羅山 丸亀城

2021/05/05(水)
報告者
加藤隆太郎
山域
四国
ジャンル
ハイキング→観光
天候
行程
報告

20210505金毘羅山 丸亀城 栗林公園(休園)
 今日は朝から雨模様、四日間どうにか持ってくれたのだから今日ぐらいは仕方がない。朝荷物整理をして、朝食を摂りに降りる。コーヒーがとても美味しい。そういえば淹れたてのコーヒーは四日間飲んでいなかった。
 今日はあの有名な金毘羅山へお参りをする。荷物を整理して出発、車をゆっくり走らせて金比羅山に到着、駐車場の客引きの人に誘われて駐車する。1台500円、土産を1500円以上購入すれば駐車場代は只だそうだ。今日はまだ時間が早く雨模様である。そのため参拝の人がまだ少ない。以前にお参りした時と雰囲気が違う。いかにも観光地といった以前の時と違って今日は静かで落ち着いている。
 参道の両脇の商店街を抜けて歩いていく。参道はすべて階段だ。何段あることか、一説によると1000段以上あるという。1000段以上では並みの参拝者では登りきれないのではないか。私たちも辛い。
私たちのほかには参拝者がほとんどいない。ゆっくり登る。三山登った筋肉疲労は確かにある。Yさんを除いて。
Yさんが「バテるというのはどうなるのかな。自分はバテたことがない。」と言い出した。残りの三名は唖然とする。Yさんが年齢不相応な体力の持ち主であることは明らかなことだが、バテたことがないとは驚いた。道々よく聞いていくと100mを全力で走ってバテた状態というのは経験している。だが山で疲労困憊して吐いたり、動けなくなってしまうなどの、バテるという状態にはなったことがないということだった。それならわかる。
山頂には全国の海にまつわる人々からの、大小様々な船の写真が飾られている。商船、タグボート、サンフラワー号、海上自衛隊艦艇などなど、堀江謙一さんのソーラーボートも展示されていた。金比羅山が海の安全を願う人たちに信仰されていることがよくわかる展示物だった。
次に訪れたのは丸亀城、小ぶりながら石垣の美しいお城だ。名城100選に一つだ。雨の中傘をさしながら回って行くとライトアップ用の照明が並んでいる。山上の丸亀城石垣がライトアップされた姿は確かに美しいだろう。地震で一部石垣が崩れた箇所があり修復の最中であった。見たことがない巨大なクレーンなクレーンが置いてあった。
では栗林公園を見学しようと訪れたところ残念ながらここはコロナのため休園中であった。今は松の木が多いがその昔この地には飢饉に備えて栗の木がたくさん植えてあった。その後城主が代わって栗の木を切り倒して馬場にした。という話を聞いたことがある。

それでは昼食にしましょう。何を食べるか、それはご当地名物、鶏だ。
Nさんが鶏料理の人気店を素早く探してくれて赴く。「一鶴」という店だ。
到着するとなかなかの人気店で、「12番目にお呼びします。電話番号をどうぞ。」と言われ車の中でしばし待つ。少し硬めの「おやどり」やわらかい「ひなどり」とそれぞれ鶏めしを注文した。熱くてジューシーでおいしかった。隣の席には若いカップルが男性は「おやどり」二本、女性は「ひなどり」二本を食べていた。若さはすごいね。若いとき自分にもお肉をたくさん注文して食べた記憶がある。確か四千円分ぐらいのお肉だった。

実に楽しい山旅行でした。事故なく終えて何よりでした。Sリーダーはじめみなさんありがとうございました。