石鎚山 (愛媛)
・日帰り山行:岡山←→(瀬戸大橋)←→四国:愛媛←→山麓下谷駅:ロープウェイ:0840(1615)←→登山口:0915(1600)←→一の鎖/二の鎖/三の鎖←→山頂:1230(下山1315)
・石鎚山、名物の鎖場、なかなか登りがいのあるルートだった。 早い人は、朝一のロープウェイで午前中には降りてくると言う。
ロープウェイでの待ち時間、皆さん、ピッケル、アイゼンを持っている。半分ぐらいの人は、軽なりチェーンなりのアイゼンを持っていたと思う。 この時期、こんな場所でなぜ?と思っていたのだが、現場へ行ってみて分かった。 持っていたほうがより安全に登れるのだ。 1700mより上は、ルート上に雪が残り、しかもところどころカチカチに凍っている。部分的ではあるが、そこを安全に通過するためには、持っていたほうがよいのだ。
核心部の鎖場。「試しの鎖」から始まり、「一の鎖」から「三の鎖」まである、それぞれ長~い鎖場。 力尽き、もしくは、足を滑らせたら大変。 妙義山と違って、自己ビレイが出来ないため(鎖の輪が太すぎて登山用のカラビナは通せない)、気が抜けない状態が続く。 岩の隙間に雪と氷が残っているため、いっそう難しくなっている。 乾いていれば、フリクションが効き、および、手掛かりが多い岩場なので、安定した足場の確保が出来るが、この時期はそうではなかった。 それでも、登り/降り巻くことはせず、腕力勝負で頑張った。 しかし、鎖が雪で埋もれている箇所に出会してしまい、一回だけ、長シュリンゲのお世話になった。 補助ロープを持っていれば、より安全に下降できた。
*当初、四国の山だし、桜も満開の春だし、遠足気分でさらっと行って戻ってこれるだろう、と安易に考えていたが、とんでもなかった。 ちゃんと下調べしないとダメだな、と改めて反省。
でも、厳冬期にまた来てみたい山の1つになった。