中央線沿線 本社ヶ丸
20201206(日)本社ヶ丸
前日とは打って変わり、素晴らしい好天に恵まれた。本社ヶ丸は何度か計画したが天候に恵まれず中止が続いていた。本日はその鬱屈を一気に晴らすような空である。最寄り駅は笹一、ではなくて笹子です。少し紛らわしい駅名である。
例により記念写真を撮って出発する。7時50分。北斜面を登っていく。快晴に近い空とは言いながら北斜面、気温は低めだが山道に入って続く急登にはちょうど良い。ゆっくりと登る。杉の樹林帯を抜けると素晴らしい景色だ。八ヶ岳、南アルプス、大菩薩、また中央線沿線の山々が全て望める。日差しも温かい。
本社ヶ丸、8合目あたりを越えると岩場が増えてくる。何年か前ここで滑った方もいたので慎重に進む。
ほとんど登山者に会わない。登りでは2パーティ。途中から杉が消え落葉樹の林の中をいく。冬枯れて木々の間から日が差す。気持ちの良い山道を進む。11時20分頃本社ヶ丸頂上到着。頂上は狭いが見晴らしは素晴らしい。360°晴れ渡った空の下山脈が続いている。そしてひときわ雄大な姿を見せている富士山。今日は頭上に雲を乗せている。
昼食時、いつもと変わらずカップ麺にお湯を注ぐ。不平はないがもう一工夫ぐらい有っても良さそうにも感じる。山シェフ達のようにはいかないが山ご飯を少し調べてみようか。
下りはやはりはじめは岩場が続く。ここから160分で三峠への縦走もできる。三峠山も近く見える。
帰りは林道を歩き、20号線を2㌔ほど歩く。ここでKBさんのお手柄の話、何とビールを売っているお店を発見したのだ。私もついて行ってみたがこれは発見するのが難しかろうと思う。自販機が外に置いてあり、ガラス戸が一枚分開いている。あとは雨戸がおりているような感じである。中も外も鉢植えの草木が数多く置いてあり現役の商家には見えにくい。中に入って声を掛けるとご老人夫婦がやっているようだ。店の奥の壁には「油屋」の木の看板がある。国道沿いの昔からの商家で酒、油、乾物などを扱っていたのであろう。KBさんが言うようにもしかしたら灯火用の油を商っていた古い商家なのかも知れない。
この「油屋」から笹一は2㌔ほど歩く。笹一に到着してビールを買いに行く気になるかどうかはやはり分からないかも知れない。笹一から往復すると4㌔歩くことになる。今回は下山路沿いであったからよれたが。笹一にたどり着いてここで求めたビールを頂いた。実においしかった。
今回は天候に恵まれ、久しぶりにTさん(ゲスト)にも会えたし楽しい山行となりました。リーダーはじめ皆様、KBさんありがとうございました。