葛葉の泉に到着。
駐車場にはすでに。5台ほど止まってます。
私たちよりも先についた沢歩きパーティが、にぎやかに沢装備を整えています。
今日は混んでいるのかなと思いながら、私どもも沢姿に変身。
前回の水根沢が寒かったので、今日は寒さ対策はばっちり。
入渓点から歩き始めると---暑い!
水根沢は深い釜にボッチャンと落ちてましたが、葛葉川は水深がせいぜい太ももまで。
水もそれほど冷たくなく、沢で水浴びして体を冷やすのが気持ち良い。
葛葉川本谷の岩壁には、総じて欲しい箇所にホールドがあるので軽快に登っていきます。
途中で先に出発して、休憩をとっていたパーティを追い越しました。
気が付くと、葛葉川で登るのが最も難しいといわれている坂立ノ滝。
ロープを出して登ろうかと相談しましたが、あっさりと巻くことにしました。
今回はリーダーを仰せつかって、ルートを確認しています。
リーダー役の練習です。
表丹沢林道の大平橋の下についたのが9時半。
まだ、入渓してから1時間しか経っていない。
昨年葛葉川に来た時には、ここを終点としていたのですが、今年は三ノ塔まで詰め上がります。
大平橋から先は未知の世界でした。
しかし、直登できる滝が続き快適な遡行を楽しみました。
やや高めの滝。
落ちたら骨折するので注意が必要です。
滝の流心は滑らなかったのでジャブジャブと歩きます。
富士形ノ滝は確かにピラミッド状で富士山に似ているといえば、似ているかもしれない。
左から岩に沿って登れば、簡単に登れます。
三ツ俣、三段ノ滝、つるつるの一枚板と通過し、そろそろ詰めの地点。
木に青色テープが巻いてあるのが目印でわかりやすかった。
鬱蒼とした藪と湿気を含んだ滑りやすい斜面を見て、靴と足にヤマビルファイターを吹きかけました。
久しぶりの詰めでした。
20分ほど急斜面と格闘して、無事に登山道にたどり着きました。
カトさんは、登山道横の鬱蒼とした藪の中で沢装備をときます。
と、「蛭がいた!」と歓喜の声。
右手を喰われたようです。
わざわざ蛭がいそうな場所に行って、座っていたからでしょう。
ヤマビルファイタのおかげで、三人とも足の被害はありませんでした。
久しぶりの三ノ塔には、立派な避難小屋とバイオトイレができていました。
ここでお昼を食べます。
残念ながら、ガスが出ていて周りは真っ白。
風景を楽しむことができませんでした。
下山も快調に飛ばして、1時間で葛葉の泉へ。
沢登りの感覚もかなり戻ってきて、良い運動になりました。