山読み/ルートファインディングの練習のために、先頭を仰せつかり、先輩お二人から指導を受けながら進みます。
ルートファインディングが下手な私は、お二人から最近3回ほど山読みのご指導を受けています。
今回は雪山バージョン。
なかなか上達しないので迷惑をかけてますが、大変感謝しております。
仏岩ポケットパークからしばらくは、今朝入山した新しい踏み跡がありましたが、赤谷越分岐でなくなりました。
吾妻耶山前の右回り迂回路あたりから雪が目立つようになり、沢の窪地では完全な雪景色になりました。
吾妻耶山への尾根道は途中にトラロープが張ってあり、右側の迂回ルートに導かれます。
しばらく歩くと再び左側から尾根道が現れ、本来の道に戻ります。
朝なので雪も締まっていて、足が沈まずに歩きやすい。
リーダーの計画では吾妻耶山の三角点に直登する予定でしたが、岩場で雪も積もっていましたので、トレースに従って通常のルートをとりました。
吾妻耶山の山頂にある神社では、石塔と案内板が雪に半分埋まってました。
山頂から真正面に見えるのは真っ白な谷川岳。
いつも見慣れている二つ耳が見えない方角からですが、ピラミッド状で威風堂々としています。
リーダーとよこさんは、踏破した谷川連峰の山々の話を楽しそうにしていましたが、初心者の私にはちんぷんかんぷん。
吾妻耶山から大峰山には、ノルン水上スキー場のリフト小屋を目指して最短ルートで降ります。
しかし、斜面には踏み跡がない。
斜面の左方向に踏み跡があるのをよこさんが見つけて確認に降り、リフト小屋へのルートと判断しました。
最短ルートといっても直線的にできるわけではなく、降り易いところにできるのかと納得。
大峰山の山頂
見晴らしは良くありませんが、無風でお日様が暖かい。
お昼をゆっくり食べて、来た道を戻ります。
次の道標のある分岐で吾妻耶山中腹コースにつながる道に曲がる。
地図に載っている赤谷越峠の分岐は見逃して通り越しましたが、冬はこちらの分岐のほうが使われているようです。
途中のルートは多分林道なのでしょうか。自動車が通れるくらいの道にとげとげの藪が茂っている。
一人だったら絶対に行かないルート。
しかし、今日は心強い先輩お二人がついている。
一度下ってから再び登り戻すコース。
下りは何もない帯状の雪面が道だろうと歩き、登りは木に巻いてある赤テープを目印に登る。
吾妻耶山中腹コースと山頂の分岐に道標のある地点に到着したときはホッとしました。
しかし、そこで休憩しようとザックを下ろして気が付いた。
ピッケルがない---前回の休憩で置き忘れてきたに違いない。
急いで前の休憩地点まで戻る。
ピッケルが1本寂しそうに、雪面にポツンと突き刺さって立っていた。
このチョンボで30分のロス。
山行に行くたびにチョンボを重ねてすみません。
仏岩
来るときは目に入らなかったのに、帰る方向からだと仏岩が目の前に現れる
確かに仏様の立ち姿に似ている