蝶ヶ岳
28日(土):調布5:00~さわんど駐車場8:20/8:30(タクシー)~釜トンネル8:50/8:55~上高地10:40/10:45~明神11:45~徳沢12:40
29日(日):徳沢4:50~(長塀尾根)~長塀山8:00~蝶ヶ岳8:55/9:00~蝶槍10:10~横尾12:35/12:40~徳沢14:00
30日(月):徳沢5:55~明神6:50~上高地7:35~大正池8:30~釜トンネル9:20/9:35(タクシー)~さわんど駐車場10:00
令和元年最後の登山。蝶ヶ岳を目指す。
蝶ヶ岳はちょうど3年前の年末に登った山。
今回も、上高地から同じルートで登り始める。
(3年前は釜トンネルから普段は観光バスorタクシーしか入れない場所を徒歩で行けると言う事にとても感動的であった。そして、道路とは言え、バスターミナルまでの間と、そこから徳沢までの間が非常に長く感じたものだ。)
今回、2回目と言うともあり、不安は無かったが、久しぶりの冬山装備の重さには少々不安であった。以前はスノーシューを持って行ったが、今回は周りの状況を見て車に置いて行くことにした。
沢渡駐車場から同じ釜トンネルまで行く人2入と一緒に同乗させて頂き、現地に着く。(タクシー代3,010円)
タクシーのおじさん曰く、3日前からようやく雪が降り始めたとの事。それまでは全く雪が降っていなかったそう。雪はほんの4~5㎝程度。
釜トンネルからは他に3~4人Pが3組程。いざ歩き始めると、背中の荷物の重さは下界で感じていた時とはちがい、不思議な事にさほど重く感じなかった。
トンネルを歩いていると、後ろの方から大きなダンプカーが仕事に納めの為か何台も通過する。休み気分の私達ではあったが、一般ではまだ休みではない現状を目の当たりにした。
バスターミナルまでは1時間半程で到着。軽くお昼を済ませて歩き始める。
前回の事を思い出しながらルンルン気分。2時間で徳沢に到着。既に5張り程のテントが張ってあった。
テント場を探そうと辺りを見ると、ラッキーなことに、テント撤収後の平らな場所を見つけた。テント設営してからは長い宴会?が始まる。
29日(日):3時起床。5時出発。昨夜は早く寝たせいか寝起きもバッチリ!天気も良さそう。
ベッドランプをつけ出発。長塀尾根は登山口からいきなり急登が続くが雪がしまっていて歩きやすい。トレースもバッチリ!高低差1,100㍍。行程時間は登り4時間半。荷物も日帰り装備なので軽快に足を進める。4時間程で蝶ヶ岳山頂に着く。空は雲ひとつない青空。風も殆どなく、壮大な穂高岳の全容が目の前に迫って来るような迫力満点な景色を見る事が出来て感動!!
そこから蝶ヶ岳ヒュッテの風のない所でお昼を頂く。始めは良かったがさすがに手が硬直してしまった。
お昼もそこそこに、今度は蝶槍を目指す。先に男性1人が蝶槍を目指していたが他に行く人はいない様子。蝶ヶ岳からは穂高岳を見ながら稜線上を歩く。
蝶槍からの景色も又違う角度から穂高岳を見る景色は最高!!
穂高岳の全容を目に焼き付け下山する。
下山もトレースはバッチリついている。膝程の雪もあり、急坂ではあるが、とても歩きやすかった。
途中、お昼の残りを頂き横尾まで下山する。
横尾では、水が豊富に涌き出ていた。
トイレを済ませ、水を汲む。ここからまだ1時間10分。どっと疲れが出てきたせいか、足が重く感じた。
1時間20分かけてやっと徳沢に着く。倒れ込ようにテントの中へ…。またまた早くから宴会?の始まり。明日は帰るだけ!
30日(月):4時起床。6時出発。
この日は朝、3時頃から雪が降り始めていた。今日は、雪の中下山。
雪が降ったせいか、2日前より10㎝位の積雪量。下山はやはり早い。しかし、感じた事は、バスターミナルからの道路歩きは、登りが多い…。
3時間半で釜トンネルへ到着。あっという間の2泊3日。お疲れ様でした~!
今回の山行は、歩いてしか来られないこの時期、雪に閉ざされた上高地はとても神秘的な物を感じます。そして、今回も天気に恵まれ、穂高岳の絶景を見る事が出来て本当に感動しました。上高地に来るだけでもとても価値があるように思います。機会がありましたら、是非お勧めです。
来年も怪我なく健康で楽しく登山が出来ますように…。