・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

沢納めと大菩薩嶺北面偵察(B班)

2019/11/30(土)〜12/01(日)
報告者
中島
山域
奥秩父
ジャンル
ハイキング
天候
晴れ
行程

三条新橋6:50→A班とB班の分岐点8:08→三のタル11:10→水源巡視路11:30→三条新橋15:00

報告

三条新橋下の河原で焚火と鍋を囲み、今シーズンの沢納めをしました。
黒川鶏冠山に上っていた5名を併せて、総勢11名の会員が集まりました。
この寒い時期に、好きものだなと我ながら感心しております。
今回はシェフ2名体制で臨み、
 ・肉、野菜、キンメダイのバーベキューを皮切りに、
 ・オードブルのアヒージョ、
 ・楽しみに焚火でじっくり焼いたローストポーク、焼き芋、
 ・そして〆のほうとう鍋
と豪華絢爛な料理でした。
焚火を囲んでお酒を飲み、テントに泊まって心ゆくまで話をするのは本当に楽しい。

翌日は、大菩薩北尾根登山組3名と、小室谷川左岸遡行組3名に分かれて、水源巡視路と小室谷川の出会いまで登る予定でした。
残念ながら、Oさんが二日酔いのため、ペースが遅れ、大菩薩北尾根登山組は目的地までたどり着けませんでした。
いくら楽しくとも、登山前には飲食は控えめに、体調を整えて行動しましょう。

先ずは焚火おこしです。 河原なのに日当たりが悪く、枯れ木が濡れています。 なかなか火が付きません。 ワイルドなアクティビティを求めて山岳会に入会したHさん、本領を発揮して火をおこします。
今回はSさんとOさんがシェフ。 Sさんの包丁を握る真剣なまなざしが怖い。
黒川鶏冠山に朝から登っているC班は、まだ下山してきませんが、とりあえずビールで乾杯してバーベキューを始めます。
午後3時ごろ、予定時間通りC班が加わりました。 焚火も11人用に三つの焚火を直線上に配置しています。 火力が安定していい感じ
今晩のテント、4人用二張りと6人用一張り 写真を撮るのを忘れましたが、トイレも作りました。
Aさんからおいしい日本酒の差し入れがあり、夜が更けるにつれ、ますます盛り上がっていきます。 活動は楽しくなくっちゃ。 そして、例会も楽しくなくっちゃ。 というAさんの言葉にみんな大賛成。
焚火は絶好調。でも、服が燻されてしまったので、帰ってから洗っても臭いが消えない。 ファブリーズも勝てない焚火の力。
6時出発の予定が、結局7時近くになってしまいました。 テント撤収やゴミのかたずけに加えて、失神事件もありました。
さっそうと登ってきます。
昨晩のシェフ、ご苦労様でした。
大菩薩北尾根組と小室谷川左岸偵察組がここで別れて、別行動となります。 無線機でお互い連絡を取り合うはずでしたが、途中でバッテリー切れとなり肝心な時に役に立ちませんでした。 バッテリーが劣化していたのか、充電不足だったのか、注意が必要です。
帰りに1343.9mの三角点を指さしているところ 大菩薩北尾根はバリエーションルートなので下山時は要注意です。 特に、今まで下ってきた尾根を外れて、急な左壁を下る進路をとる地形のところがありました。 2週間前の地図読み研修で経験したそのままです。 このような進路変更は本当に勇気がいる。
大雨で橋が流されてなかったので、裸足で小室谷川を渡渉します。 氷水のような冷たさ。 浅い場所でよかった。