・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

大朝日岳

2019/08/03(土)〜08/04(日)
報告者
山域
朝日連峰
ジャンル
ハイキング
天候
晴れ
行程

(1日目)小寺鉱泉駐車場~小寺山~小朝日岳~大朝日避難小屋

(2日目)大朝日避難小屋(6:30発)~大朝日岳(7:00)~朝日鉱泉(下山口)13:50

報告

道の駅おおえにて前泊。早朝、古寺鉱泉の駐車場へ移動。
縦走なので、運転手のKBさんは、下山口となる朝日鉱泉に車をさらに移動。
先発隊の私、HGさん、SDさん、GN氏で登り始める。
朝方は涼しいと思ったけれど、とんでもなかった。すぐに日差しが照り始め、風もなく、樹林帯でも暑い。
汗は止まらず、こまめに休み、水を飲む。たくさん飲んでも水場が多いのが何とも心強い。
第1の水場「一服清水」。冷たくておいしい。早々に空になったペットボトルに並々いただく。
第2の水場「三沢清水」。ここは生ぬるく、人気もいまいちのよう。
古寺山に到着。小朝日岳、大朝日岳、避難小屋までが一望でき、とてもすばらしい。
おかげで疲れがいっぺんに吹き飛び・・・と同時に、この暑さの中、
果たして無事に避難小屋まで辿り着けるのか心配になる。
古寺山からは一気に下る。カラカラのザレ場で滑りやすい。
一から登り直しの気分だが、振り返るときれいな稜線、道脇に咲く可愛らしい花々、
励まされながら小朝日岳を粛々と目指す。
小朝日岳に到着。向こうに見えるは月山か。大休止をとり、本日のゴール、避難小屋を目指す。
途中、ほんの少し下って第3の水場「銀玉水」。
朝日連峰で一番おいしいと言われているそうだが、果たしてその通り。
避難小屋には水場がないので、先発隊のミッション、水汲みをし、最後のひとふんばり。
避難小屋に到着。避難小屋から眺める、おだやかな景色は心が和む。
小屋の管理人さんに聞いたところ、雪渓はGW辺りに降った雪がまだ残っていて、
花は先日咲き始めたということ。
ちなみにこの日は学生山岳グループやツアー客もいて大賑わい。
いつもはNGのテント泊だが、今日は特別にOKということで、学生さん達はテント泊をしていた。
夜は皆でカレーを持ち寄り、カレーパーティー。
暑い中、KBさんは畑で採れたお野菜を、他の方はお酒を担いできてくれて大感謝!
夜中は満天の星空☆☆明日も晴天間違いなし。

2日目。避難小屋から30分ほどで登頂。
大朝日岳の頂上の気持ちがよいことと言ったら!どこまでも歩きたい美しい稜線、壮大なパノラマ。
大きな深呼吸を何回も。心身洗われるような、それほどの気持ちよさ。
下山。下って下ってとにかく下る。
今日も天気が良くて暑い。何回も休憩をとり、水を飲む。
水がそろそろ少なくなってきた。しかし期待していた水場「長命水」はほとんど水が出ていない状態で
ピンチを迎える。
途中に大きな沢。男性陣は水は飲むは、頭、顔、服まるごと洗うわで少年にかえっていた。
うらやましいなと私は横目で眺めるだけ。
渇きは本気になっていき、疲れも出てきて大ピンチ。
最後の最後、地図には書かれていなかった水場「弘法水」。
その名の通り助けられ、無事下山口到着。

☆SGリーダー曰く「梅雨明け十日の天気の良い時期を選んだんだよ」。さすが!!
山の緑は濃く、お花畑はきれいで、天気に恵まれ過ぎた2日間。
他会の方も交え、新鮮で楽しい山行でした。ありがとうございました。

朝焼けが晴天を約束
大朝日岳山頂、9人占め
山頂パノラマ☆1
山頂パノラマ☆2
山頂パノラマ☆3
山頂パノラマ☆4
山頂パノラマ☆5
大朝日岳。いい山、いい稜線
昨日はあそこを歩いてきた
お花畑☆1
お花畑☆2
THE☆真夏山行
この名、言い得て妙
沢と少年(?)たち
フィナーレに続く吊り橋
救いの水場「弘法水」