黒川鶏冠山
松澤宅6時発―8時発三条新橋(鶏冠山登山口)―11時半頂上―16時下山
11/31~12/1の三条新橋下での沢納めとして焚火&鍋キャンプをするにあたっての偵察を兼ねた黒川鶏冠山登山をMリーダーが企画。日曜日は予定無しだった為、参加することにしました。
朝5:40にMリーダー宅に到着。近くのスマートICから高速に乗って2時間弱で三条新橋前の駐車場に停車。早速三条新橋下の河原に行って偵察開始。既に昨日キャンプしていた男子2名を発見。朝から笑顔でしたのできっと昨日は男二人で飲んで話して楽しかったのでしょうか。我々はキャンプする場所を確認します。近くには腐るほど焚火用の木はあるし、キャンプできる十分な場所も確認でき、いざ鶏冠山へ。
荒れた林道を歩いていくと、台風の影響で木橋が壊れていて一部渡れないため、ザレた箇所を降りながら黒川鶏冠山登山口に到着。つづら折りの道を登って暫く行くと、高度差のない平らな道に。50分ほど歩いて黒川金山跡に着きました。金山の周遊道は荒れていて道はほぼ消えている為、GPSで確認しながら歩きました。昔人が住んでいたと思われる痕跡もあり、こんな山中に住むなんて大変だったんだなと思いながら、元きた道に戻り鶏冠山へ。落ち葉が道を隠している為、非常に行先が分かりにくく、赤リボンを確認しながら登っていくと、日が当たる山側に出て急に暖かくなりました。10分ほど歩くと寺屋敷尾根に到着。帰りはショートカットするのでここから降りようとのMリーダーのお言葉をしっかり受け止めて(笑)、先を進みます。ちょっと進んで柳沢峠方面との分岐を山頂方向に。40分程つづら折りの道を登って平らな道を行くと山頂付近の分岐に到着。山頂手前の岩場を進み、山頂に到着しました。山頂は狭く小さな黒川神社と切れ落ちた岩場のみで、登頂した証拠写真を撮って日の当たる場所にすぐに移動。先程の山頂付近の分岐点で昼食です。カップ麺とコーヒーで身体も暖かくなり、30分ほど休憩して下山開始。
先程40分かかった道を20 分で降りて、分岐から暫く行くと寺屋敷尾根に。GPSを確認しながら道なき道を下っていきます。完全にバリエーションコースです。坂の一番下の林道との接続地点はほぼ10m程の高さの落石防御ネットで囲われている為、降りる地点をどこにするか昨日の地図読みに参加したMリーダーから谷側で空沢になっている所ならネットはないだろうという推測のもと何度もGPSで確認して行く方向を決めていきました。当初坂自体は多少なだらかでしたが、途中からは急坂かつ捕まろとする木もボロボロ、土も流れてかなり大きな石も一緒に落ちていくような状況となり緊張感が高まります。林道から100m程度までくると空沢が見えてきた為、滑らないようにトラバースしながら沢に降りて、岩の上を歩いてなんとか林道まで辿り着きました。林道から30分ほどで三条新橋の駐車場に到着。
高速は混んでいる事を見込んで、奥多摩方面から下道を帰りました。途中台風の影響か通行止め等で帰宅までかなり時間がかかりましたが、後でニュースを見てみたら中央道は事故渋滞で30km以上とやはり奥多摩から帰ってよかったと思った次第です。なかなか面白い山行でした。