報告
今回、縦走して登ったのは、以下のとおりです。
長丁場の縦走を、坂の傾斜とコンディションで、ペースを調整しながら歩くことの大切さを学びました。
烏帽子岳 (2,628m)
三ッ岳北峰 (2,845m)
野口五郎岳 (2,924m)
水晶岳 (2,986m)
鷲羽岳 (2,924m)
三俣蓮華岳 (2,841m)
双六岳 (2,860m)
早朝3:00に起きて、共同の朝食を作ります。
今朝は私が食当です。
付け焼刃ですが、家内から教わったメニューを作ります。
イングリッシュマフィンを表面が少し焦げる程度に焼いてツナマヨを挟んだもの、および卵スープと、デザートにオレンジです。 テントをたたんで、パッキングを終えた時、見計らったように雨が降り出しました。
さらに風も強くなり、出発の4:30には雨と風で逆境状態。
それでも、日の出とともに雨がやんで、風が収まることを祈って出発。
レインウェアにザックカバー、強風と雨の中で行った網笠山の裏銀座縦走トレーニングを思い出しました。
Kさんの体験によると、風速は多分15m/s程度とのこと。
20m/sになると立っていられなくなるとのことでした。
野口五郎小屋に到着
屋根が吹き飛ばされないように、ゴロゴロと大きな石が屋根に載せてあるのが印象的でした。
野口五郎岳登頂
風は相変わらず強く、晴れているのに、レインウェアを着ていてちょうど良い温度。
水晶岳に向かう稜線
風は強くても、晴れているので、遠くの山々までくっきり見えます。
竹村新道分岐から稜線を外れて、南斜面に登山道がはしります。
強かった北風が尾根で遮られて無風状態に。
目の前に槍ヶ岳と穂高がくっきり。
周りはお花畑、チングルマ、岩鏡......など、咲き誇ってます。
この景色を見に来たんだと、しばらく休憩。
水晶小屋に到着して、お昼を食べてから、水晶岳に向かう。
ザックは水晶小屋にデポ。
水晶岳も烏帽子岳ほどではないにせよ、岩稜地帯なので空身での登頂をお勧めします。
水晶岳頂上
かっこ良く撮れているので、リーダーとKさんのツーショット
水晶岳から鷲羽岳へ向かう途中
午後になって、やっと暖かくなりました。
三俣山荘のテン場にて夕飯の準備
今晩のメニューは牛とじ丼と具だくさん味噌汁です。
そして、塩尻産の五一ワイン。
今晩計画していた山荘のジビエ料理とワインは、日程を3日間に短縮したので、テントでのワインに縮小されました。
三俣山荘を見下ろす鷲羽岳
朝撮ったので逆光になりましたが、威圧感があります。
三俣山荘はカフェもあって、モダンな感じです。
この周辺の開拓の歴史をプロジェクタで見ながら、皆さんくつろいでいます。
以前来たときには口頭での説明があったそうですが、今日は省略されていました。
残念