北ア劔/小窓尾根(敗退)
〇5/25(土):(前夜移動)→(圏央道)日の出IC→(中央道/長野道/北陸道)→滑川IC→馬場島P:0730→白萩川堰堤:0800→(高巻き)→雷岩:1100→(尾根取り付き)→1600m地点:1520(テント泊)
〇5/26(日):テント:0500→(小窓尾根)→1900m地点:0920→(折り返し)→1600m地点:1200 (テント撤収)→(下山)→雷岩:1530→(渡渉)→(高巻き)→白萩川堰堤:1730→馬場島P:1800→温泉、ごはん→帰京
・睡眠不足、体力不足、重荷が堪え足取りが全く進まず。 核心部の岩稜帯を見ることすら出来なかった実力不足の山行だった。 小窓尾根へ行ったとはとても言えず、藪漕ぎと雪渓ハイキングで終わった。
藪漕ぎと雪斜面のミックス。雪質はまぁまぁ。ずり落ちるところもあったが、しっかり踏みとどまってくれた。 また、夏の藪漕ぎでは、とても来れないと感じた。 となると雪が繋がっている時期に来るしかない。
下山の沢通過で、何とか渡渉せずに雪渓づたいに行けないものかと進んでいたが、突然、雪床が抜け沢に落ちてしまった。 一瞬のことで何が起きたのか全く分からなかった。 落ちた場所の雪の天井は手を伸ばしても届かない高さだったので、2m以上の高さから落ちたと思われる。 水流はあったものの、幸い沢の深さは腰程度で、ちゃんと立つことが出来たので、手掛かりの石を見つけ、這い出ることが出来た。 落ちたところが、万一足の届かない場所だったら、と思うと、安易な判断での雪渓上の移動だった。 雪解け水は冷たかった。
HDさんからは、この時期の雪質の変化について注意をもらっていた。 確かにたった1日のことなのに、雪渓の様相も雪質も変わっていることを目の当たりにした(前日に通ったところで落ちた)。 尚、融雪による崩れ音は、あちらこちらから常に聞こえていた。
*今回、悔しい山行となった。 次のトライまでもっともっと努力しないと行けないところだと痛感した。