表妙義
・(圏央道)日の出IC:0500→(関越道)→(上信越道)→松井田妙義IC→中ノ嶽神社P:0700→登山口→堀切:0900→女坂分岐:0930→鷹戻し取り付き:0950→東岳:1100→中ノ岳:1200→主脈のコル→中ノ嶽神社P:1300→温泉→帰京
妙義山の魅力はなんと言っても岩峰の多いこと、ピークの展望の良いことです。でも展望は良いですが、足下の切れ落ちた岩稜からでは背筋にゾクゾクとくるスリルが加わります。
金洞山、鷹戻し、その西のルンゼ、などの上り下りの楽しさと緊張感は妙義山ならではの魅力です。
一方滑落すれば大けが、悪くすれば死亡事故にもつながりかねません。登山道には「上級者のみ」「滑落による死亡事故有り」などの看板があります。ここは経験者とでなければこられません。
今回はH会長に同行していただき感謝しています。
中ノ嶽神社からはじめは石門をくぐっていきます。まことに奇観です。第一石門から第四石門右へ進むと大砲岩などの奇岩があります。ここは結構危険です。が、ここいらあたりまではハイキングコースのようで先はどうなっているのでしょうか。
中間道に入り岩根、岩庇、鉄階段(アルミだったけど)などが次々と、アトラクションの多い山ですねえ。
中間道途中でホッキリへ道を尾根に向かいます。尾根を進み女坂分岐を分けていくつかの岩峰を上り下りして、緊張するけれどとても楽しいのです。こんな冒険が68歳にして楽しめるのは登山ならではです。小学生に戻ったような気分です。
長いルンゼを懸垂で降りたところで、ルンゼ内2段25㍍懸垂下降、これも久しぶりで楽しい。
Hさん「向こうの岩山の鎖が見えますか? あそこを登ります。」いつものようににこやかです。しかし、直角だしかなりの高さがあるし長い!! これが名高い鷹戻しです。
しばらくやせた尾根の急坂を上り、岩に直面。
ここから鷹戻しの頭へと自己ビレイをしっかり取って登っていきます。怖いけれどもやはり圧倒的に楽しいです。
Hさん「振り返ってみてください。すごいところ登ってますから。」その声に振り返ると息をのむ大絶景。なにか自分が飛んでるみたい。自分が鷹になって。気分は最高です。
登り切って東岳に立ち、祠のある中ノ岳で休憩、絶景の中食事をしHさん持参の甘いイチゴをいただく。こんなにうまいイチゴは初めてでした。西上州、みなさんの計画によく名前を聞きますが確かに東京から近くて楽しいですね。
このあとも懸垂下降の練習をしながらすすみ大満足で中ノ嶽神社へ下山しました。
H会長本当にありがとうございました。実に楽しかったです。お忙しいところとは思いますが、またお願いします。