南八ヶ岳周遊
29日(日):美濃戸口駐車場 → 美濃戸小屋 → 赤岳鉱泉 (小屋泊)
30日(月):鉱泉小屋 → 文三郎尾根 → 赤岳 →横岳 → 硫黄岳→鉱泉小屋 → 美濃戸口
29日:調布ロータリー集合5:00 → 美濃戸口 8:00 → 美濃戸小屋9:20 → 赤岳鉱泉11:50 (その後、空荷で行者小屋を往復し15:00赤岳鉱泉小屋に到着)
30日:起床4:00(自炊) → 鉱泉小屋5:30→行者小屋6:05 → 中岳コル8:00 赤岳山頂9:00~9:20 → 展望荘10:00 → 横岳11:45~11:55 → 硫黄小屋12:40(大休止) → 硫黄岳13:25 →赤岩の頭分岐14:00 → 鉱泉小屋 15:00~15:45 → 美濃戸口駐車場18:05
2日とも快晴で日中は夏山を思わせるような暑さでした。本当は、赤岳横岳の稜線がずっと綺麗に眺められる行者小屋に泊りたかったのですが、えいぎょうは5月3日からのため赤岳鉱泉小屋泊りとなりました。私は、両小屋とも今までテント泊のみで何回か来ていますが、鉱泉小屋泊りは初めてでした。山小屋というよりロッジの雰囲気、夕食もステーキとポトフの豪華版でした。明日への英気を養うためお風呂も堪能しました。連休のわりに空いています。食後は、各自が持って来たお酒をもう呑めないといいながらすべてのみつくしてしまいました。
2日目、山行のメインです。前日文三郎尾根の積雪を確認してあり、アイゼン装着してスタート。行者小屋前から本格的な登り、凍結・踏み抜きケ所・階段金具や岩と雪のミックスを注意しながら進む。幸い風もなくコンディションは良好でしたが、中岳のコルまでに時間が想定以上にかかりました。赤岳山頂を超え展望荘から横岳を通過するまでが雪と岩のミックスを予想して警戒していたところですが、残雪凍結箇所は意外と少なく夏道と同じとは言いませんが
プラスαの注意喚起で通過が出来ました。残雪期の歩行は、この判断が甘かったり過信が思わぬ滑落や事故につながります。横岳を通過して硫黄小屋に全員がついた時は、ホットしました。赤岳、赤岳から横岳の稜線からは、富士山・北ア・南アが全部綺麗に見えていました。アイゼン歩行箇所と緊張箇所の通過前後には多めの休憩を取りましたので、硫黄岳到着時点で2時間強予定コースタイムオーバーとなっていましたが、山頂からは今日歩いてきたコースが見渡せ、やや疲れが気になる時間でしたが充実感を感じました。赤岩の頭分岐からの樹林帯は残雪が多くアイゼンをつけながらも軽快に下ることができました。 連休残雪期の登山満喫しました。
尚、2日目、鉱泉小屋をでてから美濃戸口駐車場に戻るまでの行動時間が林道歩きを2時間含むも12時間を超える結果になりました。遭難対策・連絡先になっていた方にはご心配をおかけしました。現地の状態と参加者の歩行力を勘案しつつ、ややロングの行動になりました。