星穴岳
2017/11/11(土)
報告者
比留間麻
山域
西上州
ジャンル
岩稜ハイキング
天候
雨のち晴れ
行程
稲田堤4:30⇒中之嶽神社7:30~9:10→中ノ岳・西岳のコル10:00→西岳10:20→岩室11:20→星穴岳11:40→射抜き穴12:00→結び穴12:40~13:15→轟岩→中之嶽神社13:55⇒温泉、帰京
報告
山麓の中之嶽神社駐車場から見上げると、表妙義の西側に金平糖のようにツンツンと突き出している岩峰群がある。星穴岳はその中ほどにあるが、特徴的な穴は下からはよく見えないので行ってからのお楽しみ。
朝、駐車場で雨が上がるのを待って出発すると、一転して青空になった。神社の長い階段を登って登山道に入り、50分ほど登ると主稜のコルに出た。ここを左に行くと西岳。西岳の先で最初の懸垂下降をしたが、さほど急な斜面ではない。その先にある岩室を過ぎると星穴岳はすぐだ。頂上直下の斜面は急だがホールドは豊富にある。頂上は狭いので写真を撮って早々に下る。下りは念のため、この日2回目の懸垂下降。下降した地点の少し先から、さらに連続して3回目と4回目の懸垂下降。3回目は途中から空中懸垂になる。降り立ったところが射抜き穴。ここから、この日最後で最長の約45mの懸垂下降が続く。下降した地点から岩づたいに左側を登って回り込むと結び穴に到着した。結び穴は大きくりっぱで、穴越しに裏妙義が見える。ここで昼食をとり、展望を楽しんでから下山した。下山道はところどころ赤テープがあるが、落ち葉が積もって分かりづらく歩きにくいところもある。40分ほど下ると、朝出発した中之嶽神社に帰り着いた。
コンパクトで変化に富んだ周回コースだった。晴天、紅葉、妙義の展望、フリクションの利く岩、どれもとても楽しめた。