水根沢・沢登り(多摩川水系)
青梅駅前 07:20 …車…水根沢キャンプ場07:50 … 入渓08:20…2条3M滝08:40 … トイ状4M滝10:00 … 半円の滝11:10 滝上部1130-13:00 … 登山道を経て水根沢P着 13:50
まず最初に…
復帰後のOが思い切り足を引っ張り予定の半分で終了してしまい3名は不完全燃焼かと… 反省。そして急遽参加のH氏の車移動、撮影に感謝!*H氏の画像がなくすみません!
それでは報告です
H氏のおかげで車での移動となり7時すぎ青梅駅集合に変更。水根沢Pには8:00には到着。早い時間なのでPは空いているかも…の甘い期待も流石にGW、ほぼ満車でやっと1台の空きを見つけ駐車、そして準備。K氏がPのおばちゃんに聞くところ沢登りなんて酔狂な
パーティは今季初めてとのこと。
リーダーMコーチの「寒いから…」に従い各自入念に準備。Oはハーフウエットスーツ着用。
いよいよ入渓。膝までの遡行は快適…でもいきなりの3M滝では腰まで浸かると冷たい、寒い!
復帰後のOは体動かず簡単なところでもお助けロープの世話になる。続く3Mの滝、Mリーダは軽快なムーブでクリア。S氏は力強くクリア、Oはお助けロープでなんとかクリア…。
水量は平年より少なめとのこと。ただしラバーソールの3人(Oはフエルト)はかなり滑り難しいとのこと。特に黒ずんだ石の表面はヌルヌルと滑る。フエルトのOもバランスが悪く危なっかしい…
さらに続く3M滝では水流の真ん中にトライ。S氏1回目はドボン、冷たい…!しかし二回目は確実にクリア
2条3Mの滝は滝壺を泳いで真ん中のクラックから登る。Oはザックを先にロープで上げてもらいさらにビレイしてもらってクリア。ウエットスーツのおかげで泳ぐのだけは大丈夫。
トイ状の4M滝はH、S氏が果敢にトライ&クリア!見てるだけでヒヤヒヤのOはMコーチのリードで右岸を高巻く。足場が悪く、懸垂ビレイポイントの岩には数本のシュリンゲがあるがどれも不安なのでMコーチが新しく捨てテープを使い約10M程度の懸垂下降。高度感有り結構怖い。
そしていよいよ半円の滝。ヌルヌル滑る表面をH、S氏は慎重にクリア。OはMコーチと右岸から高巻きで上部へ。
半円の滝の上部で本日は時間もかかりOの足の痛みもあり終了。大休止。S氏担当のコンロでお湯を沸かすがなんとガス欠!Oの非常用メタが活躍。本日唯一のOが役に立った時…
休憩の後時間もあるのでMコーチの指導のもと、立木を利用し懸垂時の支点、ビレイの取り方、そしてバックアップを取った懸垂のセット方法を学ぶ。Mコーチの「間違ったら死ぬよ!」に3名の生徒は緊張…繰り返し練習のあと登山道まで登り駐車場へ… あっという間に下山
Pで着替えの後、温泉を探すが適当な候補がなく美味しい蕎麦屋をやっと探し乾杯して終了。
今年初めての沢山行は無事に終了… 体力、技術を含め日頃から鍛錬、準備をしておかないと危険、迷惑をあらためて感じたOでした。
大西
●注意事項●
・この時期さすがに夏とは違い水温は低い。長く水に浸かっていると低体温症になりかねないので注意。
・水量がかなり少ないためへつりが怖い。
・人が居ないので何かあった時に助けを求められないので注意。
・この時期は苔が多くかなり滑る。特に水中のスラブは全く立てない。ラバーは全くダメダメでフェルトも対応できず。みんなかなり滑って転んで笑えた。
・巻き道には落ち葉が堆積しており、ルート不明瞭で滑る。
・半年以上誰も入っていないので、懸垂支点のスリングも腐っている。捨てスリングは必須。
●ロープワーク●
バックアップを取っての懸垂下降の練習(実際には下降していないので練習してくださいね)
・1/3引き上げの支点構築の練習
というわけで、沢初めの一歩でしたがかなり苦戦しました。良い勉強になりました。
松木