会津朝日岳、浅草岳
10/14 新小平駅(21:00集合)⇒関越道所沢IC⇒小出IC⇒響きの森(24:20)仮眠
10/15 響きの森(5:30)⇒赤倉沢P(7:30)→叶ノ高手(10:10)→会津朝日岳(11:45~12:30)→叶ノ高手(13:30)→赤倉沢P(15:10)⇒民宿(16:30)泊
10/16 民宿(5:40)⇒六十里登山口(6:10)→鬼ケ面山(8:40)→浅草岳(11:00~11:30)→剣ケ峰(12:20)→田子倉只見沢登山口(14:00)⇒温泉入浴⇒往路を帰京
会津朝日岳は豪雨で登山口までの林道が崩れて数年間登れなかったが、昨年ようやく再開されたのでぜひ行きたいと思っていた。また、浅草岳といえばヒメサユリだが、梅雨どきに咲く花なのでなかなか行くタイミングがない。それで今回は紅葉をねらって両方いちどにと1泊2日で計画した。どちらも行程が7~8時間と長めだったが、晴天と真っ盛りの紅葉にあたって楽しく登ることができた。とくに浅草岳の周回コースは、ずっと右手にこの日たどる稜線を、左手に周辺の山々を眺めるすばらしく気持ちのいいコースだった。そして、紅葉の季節はキノコの季節…民宿の夕食はキノコづくしで期待以上の充実ぶりだった。
15日会津朝日岳
前泊した小出から登山口まで2時間ほど移動し、「いわなの里」の先の登山口からスタート。すでに10台ほどの車が停まっている。しばらく沢沿いを進み、枝沢を何度か渡渉すると急登になる。稜線に上がるとブナやクロベの大木が目立ち、木の間から展望が開けてくる。頂上付近の30分ほどは岩稜で、固定ロープがつけられている。頂上に着くと、会津の山々をはじめ越後、日光、那須と360°の大展望で、山ナビいらずの山座同定名人Mさんは忙しい。
16日浅草岳
登山口から2時間ほど急坂を登って稜線に上がるといきなり大展望。右側が切れ落ちた痩せ尾根の縁をうねうねと頂上に至る登山道がずっと見えている。宿のご主人によると、鬼ヶ面山付近は滑落者が絶えないため登山道整備では刈り払いのコースを少しずつ左側(新潟寄り)に移しているそうだ。厳しいアップダウンの繰返しだが、景色の良さに一同テンションが上がる。登山口から約5時間、頂上直下の広い草原を過ぎるとようやく山頂に到着した。ここもまたMさん、山座同定に大忙しの大展望だ。
下山は眼下の田子倉湖に向かってどんどんと高度を下げていく。途中には「足止め平」「鬼ヶ面眺メ」といった、そうせずにいられないいかにもの地名がつけられた場所がある。登りよし、下りよしのいい山だった。