兜山~要害山
JR高尾8:01-春日井9:35/タクシー9:50-登山口10:00-兜山山頂11:10/12:00-岩堂峠分岐13:20深草観音14:00-要害山山頂14:50/15:00-要害温泉15:30
兜山?要害山?聞いたこともない松沢さんお勧めのマイナーな山。天気も良さそうなので参加させてもらうことにした。春日井駅からタクシーで。ここでも70代位の運転手さんに、こんな時期兜山に行く人初めて。と言われ苦笑い。途中まで行くものの、雪がガチガチに凍っていてそこから進めず、途中で降り登山口まで歩く。登山口近くの駐車場は10台位止められそうな場所。トイレあり。立派な東屋もあった。しばらく林道を歩き、登山口へ。そこからしばらく急登が続く。途中の休憩所でまったり休憩。さらに急登は続き、稜線へ出た所で右へ進むと兜山山頂に着く。山頂は展望がないので、20メートルほど離れた展望が開けている場所へ移動し昼食を取る。ポカポカ陽気でビールとカップ麺を頂き、お昼寝したい気分。気を入れ換え出発。来た道を少し戻り、山頂へ行くと、初めて一人の登山者を見かける。そこからは北斜面となり、雪もちらほら出てくる。ツルツルした岩場でアイゼンを装着。岩堂峠に差し掛かると雪の量も増え、サクサク歩きやすい。途中何度もアイゼンを取り外しを繰り返す。深草観音近くでは、蚕種石室跡(養蚕の盛んであった時期、冷蔵庫代わりにこの石室を使用し蚕種を保存していたらしい)を横切り、岩場に大きな蜂の巣を発見する。深草観音では、アイゼンを外し長い梯子を登る。登った先は観音堂があった。何でこんな岩場に…?不思議な光景だ。最後は要害山へ。途中綺麗なお手拭きと水場が見えた。それも真っ白なお手拭き。誰が洗濯しているのだろう?水は軟らかく、スーッと体に染みわたった。深草観音へ行く人のお清めの水場だろうか?そこからは、少しアップダウンはあるものの歩きやすい。途中、竪堀跡、堀切跡、門跡等の標識を通りすぎ、要害山山頂へ。山頂は広々としており、武田信玄誕生之碑が見られた。そこから一気に要害温泉へと下った。
今回の山行は、天気にも恵まれ真冬の時期にも関わらず、日だまり山行と言った気分でのんびり山登りを楽しんだり、由緒ある場所でもあり、歴史を感じながらあちこち寄り道し楽しむ事が出来た。マイナーな山とはいえ、私からも機会があったら一度は行くのをお勧めしたい。