宝剣岳~三ノ沢岳
7/24(金)調布20:00~調布IC~駒ヶ根IC~菅の台バスセンターP23:30(車中泊)
7/25(土)菅の台バスセンター5:20~しらび平~千畳敷駅6:30…宝剣山荘7:30/45…宝剣岳…分岐8:50…三ノ沢岳10:45/11:40…分岐13:10…極楽平…14:00千畳敷駅15:15~しらび平~菅の台バスセンター~コブシの湯~駒ヶ根IC~調布IC~調布
何度か訪れているコースだが、7月の花時期に千畳敷と三ノ沢岳に行きたかった。Hさんは初めての中央アルプスで、お花畑と宝剣岳の岩を楽しみに参加してくれた。この時期の土日の始発バスは5時過ぎ、下りロープウェイ17:00と長いので、大周りの周回コースがとれる。今回はお花も目的なので、二山のみのノンビリ山行にした。予想通り4時にはバスの行列ができている。私達も4:15早々に並び、4:50には臨時バスが出て、4台目だが予定通りの出発が出来た。猛暑の中の歩きもせずに一気に2600mまで運んでくれる。涼しい!目の前の千畳敷カールと宝剣岳の凛々しさにHさん大喜び。神社で安全祈願をして、お花を見ながら出発。乗越浄土を経ていよいよ宝剣岳へ。下りてくる人もいるので、すれ違いに注意しながらもあっさりと山頂到着。狭い山頂なので記念撮影の渋滞が少々。360度の展望は言うまでもない。北ア、八ヶ岳、南ア、御嶽、恵那山…。これから歩くコースと三ノ沢岳を確認し進む。この先の方が危ないが、鎖や三点確保で慎重に歩けば問題ない。1時間の岩場歩きも終わり分岐に来ると、この先の様子が一挙に変わり、三ノ沢岳までのハイマツ帯とお花の稜線歩きとなり、人も急に少なくなる。途中振り返ると、歩いた宝剣岳が裏から見えるのが嬉しい。山頂に着くと中央アルプス主稜、木曾駒ヶ岳から宝剣岳、空木岳、南駒ヶ岳~が目の前に見える。山頂標識より高い特等席の岩の上で、1時間ノンビリと過ごした。三ノ沢岳を後にして元の分岐までひと踏ん張りだ。中央アの主稜線もそうだが、見た目のなだらかさより、岩が多くて歩き辛く案外疲れる。極楽平付近に来るとまたお花が出てきて、ウスユキソウも見られた。下りの千畳敷カール内はお花畑だ。ロープウェイ1時間待ちの整理券だったので、剣ケ池方面のお花畑まで足を延ばすと、クロユリが満開だった。夏山最初の高山、楽しく良いスタートがきれた。Hさんも満足してくれて、また山行中の笑顔がとても嬉しかった。空いているコブシの湯でゆっくりとして帰路に着いた。