九鬼山~高畑山
八王子5:52-大月6:53-禾生7:05~登山口7:20~九鬼山8:05/8:15~高指9:15/9:25~鈴ヶ音峠9:40~大桑山10:25/10:35~高畑山10:55~石仏11:25~鳥沢12:00/12:16-高尾12:45
上野原から大月に向かって南側の尾根をつなげるために、九鬼山から高畑山を歩いた。これで九鬼山から高柄山までの稜線がつながった。
どんよりとした曇り空の中禾生駅を出発する。九鬼山は2年前に会山行で登った山だ。前回は杉山新道を登ったので、今回は愛宕神社から登る。沢筋から尾根へ出ると、山頂まで急登が続く。
無人の山頂で一休みした後、高畑山方面への尾根に入る。杉山新道の下りを右に分けて、尾根を辿ると道はすぐに薮っぽくなり、地面は踏み後程度でおよそ道らしくない。おまけに先日の台風で所々木が倒れている。途中幅広く伐採された気持ちのいい場所もあったが、はっきりとした尾根以外はわかりにくい道だった。
高指で休んでいると、鈴ヶ音峠方向から名前の通り鈴の音が聞こえる。単独行の男性が登ってきた。道の様子を聞くと、倒木がひどいらしい。高指から鈴ヶ音峠までの道は聞いたとおり、木がばったばったと倒れていた。
鈴ヶ音峠で林道にでる。ここからNTT猿橋中継無線所へ続く林道を行く。突坂峠で右の山道に入る所を見逃してしまう。しかたがないので中継無線所まで行き、さらに林道を進み広場になったところから、大桑山へ向かって踏み後のついた斜面を登る。高度差100m位で大桑山へ着く。標高は980mとあるので、これから向かう高畑山とほぼ同じ高さだ。ここから高畑山へは地図に書いてあるとおり一部岩稜帯だった。高畑山で写真を撮ってすぐに下山にかかる。急な尾根の斜面をジグザグに下ると、仙人の居住跡がある。穴路峠から下ってくる道に合流して、沢沿いに下ると貯水池にでる。ここから鳥沢までは舗装された道路を歩く。