・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

双六岳~黒部五郎岳~鷲羽岳(その1)

2011/08/13(土)〜08/16(火)
報告者
松本彩
山域
北アルプス
ジャンル
夏山
天候
晴れ
行程

・8月12日(金):調布駅北口りそな銀行前 20:45=新穂高温1:00
・8月13日(土):新穂高温泉7:50=わさび平小屋9:00=シシウガ原11:30=鏡平14:00=弓折分岐15:00=双六小屋16:45 <テント泊>
・8月14日(日):双六小屋6:50=(稜線ルート)双六岳7:45=三俣蓮華岳8:45=黒部五郎小屋10:30=黒部五郎小屋11:30=(北側カールルート)黒部五郎岳14:15=(稜線ルート)黒部五郎小屋15:30 <テント泊>
*黒部五郎小屋に荷物デポし、空身で黒部五郎往復
・8月15日(月):黒部五郎小屋6:50=黒部乗越8:15=三俣山荘9:30=鷲羽岳10:45=三俣山荘12:15=(巻道ルート)双六小屋14:30 <テント泊>
*三俣山荘に荷物デポし、空身で鷲羽岳往復
・8月16日(火):双六小屋6:45=弓折分岐7:30=鏡平8:00=シシウドガ原9:00=わさび平小屋10:00=新穂高温泉11:30=温泉13:30(昼食)=調布IC19:30

報告

<12日(金)夜~14日(日)>新穂高温泉までの夜行バスが満席で手配できず、Yさん提供のFitでMシェフに運転していただくことになりました。Fitに5人は相当キツイと覚悟していましたが、「荷物少なめ・ザック小さめ」が徹底された甲斐あって、意外と余裕でした。行きは、高速渋滞なく約4時間で新穂高温泉に到着、無料駐車場が満車で1日300円の駐車場に停めるための「作戦」により、新穂高ロープウェーの運転開始時間(7:30)まで待つことに。歩行スタートが予定の5時から8時へと大幅にずれました。一人歩くペースの違うYさん、わさび平小屋から先に行ってもらい、鏡平小屋か双六小屋テン場での待ち合わせとしました。鏡平まで長くてつらい登りが続き、鏡平小屋で「かき氷」休憩後、14時過ぎに出発、双六のテン場に着いたのは、17時前でした。(先に着いていたYさん、双六小屋のテン場で震えながら場所取りして、2時間位待ったそうです。早過ぎ!)初日の夜は、Mシェフ特製「チキンとリンゴのワイン煮込み」。塩・コショー・シナモンが効いたチキンとリンゴを美味しくいただきました。デザートには、ドリップしたコーヒーから作ったコーヒーゼリー、グリコより美味しくてみんな感動するも、Mシェフは「固さ」に課題持ち越し。20時過ぎまで楽しい宴会が続きましたが、「うるせーぞ!!」と怒鳴られ解散・・・
14日(日)、快晴の空の下、槍ヶ岳や笠ヶ岳を眺めながら、順調に双六岳~三俣蓮華岳に登り、360度の大パノラマを満喫、黒部五郎や薬師は、本当にデカイ山でした。黒部乗越で出会ったご夫婦から、折立に下山してタクシーで新穂高温泉に戻るという話を聞き、「同じルートで薬師まで行っちゃう!?」気分が盛り上がり、黒部五郎小屋で約1時間の作戦会議、結局、諸々の理由により当初計画通りとし、空身で黒部五郎岳に出発しました。薬師行きなら黒部五郎に登るのも翌日のため、昼からすっかり宴会モードに切り替わってしまったM沢さん・M本2名にとっては、プラス往復4時間は苦しかった・・・それでも、念願だった黒部五郎に登ることが出来、感激でした。2日目のディナーは、「チリコンカン」、絶妙な辛さで食欲増進、疲れが吹っ飛びました。前日課題の残ったコーヒーゼリーは、一歩前進、更にいい感じになりました。(続く)

ワサビ平小屋で最初の休憩
鏡平の池に着きました。疲れた~
西鎌尾根と槍ヶ岳
やっと双六のテン場が見えました(正面は鷲羽岳)
チキンとリンゴのワイン煮
快晴の空の下、双六岳へ出発
笠ヶ岳
槍ヶ岳。このアングルはガイドでよく見ます
黒部五郎岳をバックに
笠ヶ岳をバックに
三俣蓮華岳の頂上
黒部五郎小屋に向かう下り道
小屋に到着!この後、1時間作戦会議
この日、三座目(双六→三俣蓮華→黒部五郎)
チリコンカン、絶妙な辛さでビールが進みます
グリコより美味しいコーヒーゼリー