・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

八ヶ岳・赤岳→阿弥陀岳

2011/08/07(日)〜08/08(月)
報告者
秋南、写真:田中
山域
八ヶ岳
ジャンル
縦走
天候
8/7: 晴れ時々雷雨、8/8: 晴れ時々雷雨
行程

8/7(日)
分倍河原7:00==国立IC==諏訪南IC==美濃戸山荘10:05-10:30――行者小屋13:15(テント) 
8/8(月)
行者小屋5:00――地蔵の頭6:10――赤岳6:55――中岳8:10――阿弥陀岳8:52――行者小屋10:15-11:40――美濃戸山荘13:15-14:15==もみの湯14:20-15:40==諏訪南IC==国立IC==分倍河原18:50

報告

八ヶ岳・赤岳→阿弥陀岳の縦走。分倍河原を予定通り出発。日曜の朝だが少し渋滞があった。美濃戸口で赤岳山荘に電話すると駐車できるというので美濃戸山荘まで車で入る。準備を整えて南沢を歩き始める。なだらかな道を上る。20分すぎると少しずつ急なところが出てきて、岩も大きくなる。雷が鳴り雨を心配しているとポトポト降り始め、雨具を着ているうちにザーザーと降ってきた。夕立のような雨で激しく降り、山道がたちまち川になった。しかし、しばらくすると止み青空が見え、急坂を登りきると横岳、赤岳が見えた。
行者小屋に着きテントを張る。小屋に自炊できる所があったので夕飯の用意を持っていくと雨がぱらぱら。仕舞に屋根があるテラスまで水浸し。室内にも自炊できる所があったので移動し雨が止むのを待ち(水は外にあるので)自炊を始めた。ガラス戸も占めてくれたので暖かく快適な食事時間となった。隣りのテーブルにいたN大探検部と談笑しながらの楽しい食事となった。
夜は雨が降らず朝を迎えた。行事小屋を5時に出発。はしごから始まり、鎖のある急登が続く。地蔵の頭に着くと間もなく赤岳展望荘。青空で横岳、硫黄岳がよく見える。赤岳頂上への登りが始まる。急坂が一旦切れたところで、ブロッケンが一瞬だけ見られた。赤岳山頂では、中岳、阿弥陀岳が見えた。遠くに槍ヶ岳・穂高岳も時々見えた。赤岳山頂から見る中岳はとてもかわいい。中岳ではコマクサが見られ、イワツバメがたくさん飛んでいた。阿弥陀岳の登りは急で、鎖に助けられながら登る。きつい岩場を登りきると山頂。赤岳が名前の通り赤く見える。中岳との分岐に戻り行者小屋に向かう。2か所崩れているところがあったが、木陰は涼しい。
行者小屋に着き、テントを撤収。帰り支度をしてから一休みして小屋を出ようとすると、また、雨。降りだすと激しい。雨が止むのを待って美濃戸に向かう。途中、休もうかと思ったが歩けるのでそのまま歩いた。美濃戸山荘直前の階段で雨が降り始めたので走って山荘へ。またもや大雨。間一髪で間に合った。途中休まず歩いてよかった。
 今回は、ゲリラ豪雨に何回も会う山行だったが、雨に濡れたのは1回だけというラッキーな山行だった。
帰りの高速でも4回も、どしゃ降りに会い、月曜だというのに渋滞もあり、車を運転する田中さんは大変でした。

登山道?川?
行者小屋手前より赤岳
ゲリラ豪雨
行者小屋の前
雨の赤岳
N大探検部と記念写真
地蔵の頭1
地蔵の頭2
赤岳への登り
赤岳頂上1
赤岳頂上 赤岳頂上2
阿弥陀岳、遠方に槍・穂高
赤岳の下り
コマクサ
阿弥陀岳頂上
行者小屋と