甲斐大和駅から予約してあったタクシーで竜門峡入口まで行く。立派な案内板と「竜門峡入口」と書かれた大きな石碑がある。橋を渡り竜門峡遊歩道を進む。また案内板がある。案内板の左5m程の所から細い踏み跡を登る。かなりの急登である。落葉が多い。足首まである。落葉に足を取られる。尾根上を歩いて進む。30分ほどで落葉も少なくなり土も踏むようになる。露岩も現れる。富士山も顔を出し始める。広い伐採地(?)を左に見て上り詰めるとP1128mである。白樺の木も見えるピークで休憩する。ここからは一般道のような広い路になる。木段も現れる。それも次々と続く。木段も落葉に覆われている。露岩を登り石の祠が現れて大天狗山(木賊山)に出る。竜門山の登りも落葉に足を取られながら進む。この辺りには白樺の木が目立つ。竜門山からは南西に下ってから西に進む。1292mのピークから南に下降する。1150m辺りで西に方向を変える。富士山がきれいにに見える。ひと上りしてP1115mである。南西に下って急登を登ると東大志戸山と思いきや「西大志戸山」の標識がぶら下がっている。落葉が多い。広いピークを南に進むと南西に下りがあるピ-クに出る。ここが西大志戸山だろう。ここを下ってから登ると徳並山である。落葉に足を取られたせいか、予定より1.5時間のオーバーである。エスケープルートの南尾根を下ることにする。露岩地帯を下る。それが終わるとロープが出てくる。次々と現れる。赤テープも現れる。落葉も深くなってくる。落葉と格闘しながらも赤テープ、赤布を頼りに下りる。鹿柵が見えてくる。赤布に従って出口にたどり着く。林道に出ると体中がホッとする。甲斐大和駅までのびのびと歩く。
こんなに落葉に泣かされるとは考えもしなかった。落葉の少ない2~5月の方が登り易いかもしれない。最初から最後までバリエーションルートの登山は今回が初めてである。富士山を充分楽しめた。最後まで気が抜けなかったが楽しい山行でした。