・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

塩見岳

2010/09/04(土)
報告者
山域
南アルプス
ジャンル
夏山
天候
晴れ
行程

9/3(金)調布駅PM7:00-調布IC-松川IC-鳥倉林道最終ゲート駐車場PM11:00(仮眠)
9/4(土)P.AM2:35-鳥倉登山口3:05-豊口山コル4:00-三伏峠6:00-本谷山7:00-8:40塩見小屋8:55-10:00塩見岳東峰11:00-塩見小屋11:45-本谷山13:15-14:10三伏峠14:25ー鳥倉登山口16:10-駐車場16:50

報告

調布駅を佐々木車にて夜19時出発、順調に23:00駐車場着。広い駐車場で沢山の車が止まっていた。車中にて仮眠し夜中2時起床。Mは初めての経験でやはり熟睡はできず、眠い目を擦りながら用意し2:30に駐車場を出発。しばらくは林道歩きで暗いと足が進む。時間短縮し登山口に着く。緩やかな登りで暗い足元には助かるが、たらたら登っているうちにやはり睡魔が襲ってきた。タイム的に順調だったので豊山口分岐で15分位寝る。丁度このころ日の出となりヘッデンを外す。すぐに6時三伏峠に着き、小屋のおじさんに「今日一番目の日帰り組だ」と言われ、やはりいるのだと嬉しくなった。空も明るくなりいよいよこれからが本番と気合を入れる。三伏山を経て本谷山まで来ると塩見岳が大きく見える。そこから塩見小屋までが疲れも出てきて長く感じた。三伏峠から塩見小屋までは立ち枯れの多い樹林帯の道で、急登はないが幾つかアップダウンがあり、帰りを考えると暗い気持ちになってしまった。塩見新道からの道を合わせやがて塩見小屋に着く。晴天の向こうに甲斐駒ケ岳が360度すべての山並が見える。小休止後いよいよ塩見岳へ。周りもハイマツ帯へと変わり岩場となってきた。天狗岩を越え急なガラ場となり、最後の頑張り場となった。疲れと眠さと高度により、Mの呼吸はヒーヒーハーハー。Sさんには先に行ってもらい、ゆっくりと慎重に登り、予定時間ピッタリの10:00に登頂!素晴らしい360度の展望で、大きな富士山を始めとして北ア白馬の方まですべての山々が望めた。あっという間に1時間が過ぎ11:00下山開始。塩見小屋を過ぎしばらく下りが続いた所までは良かったが、歩き始めて10時間頃、行きに想像していた通り何度かある登り返しにはかなり参った。やっと三伏峠、あとはゆっくりと慎重に下り登山口に着く。行きは暗くて見えなかったが駐車場がはるか遠くに見え、疲れた足にガッカリ。下りのはずなのに行きより時間がかかって、やっと駐車場16:50に到着した。スタートして14時間15分でした。途中単独の男性の日帰りの人に2人出会ったが、コースタイムの半分位?の健脚にはビックリ。こういう人が日帰りをするのだと思い、良い経験にはなったが少々反省もした。でも取り敢えず登れて良かった。

日本で一番高い峠・三伏峠
三伏山
本谷山・中間地点
シラビソ樹林帯
塩見小屋
小屋より塩見岳(奥)
塩見岳頂上
富士山
皆のいる甲斐駒
塩見東峰から西峰、槍・穂高
塩見岳
本谷山から塩見岳
鳥倉登山口