至仏山(2228.1m)
4/23日(金)
22:00 豊田発 25:30 鳩待峠駐車場 着
4/24日(土)
6:00 起床
7:00 駐車場出発後、鳩待峠の茶屋で天気の回復待ち
8:30 鳩待峠出発 12:30 至仏山山頂到着
13:00 至仏山山頂出発 途中晴れ間を待ちながらムジナ沢を滑降
16:00 山ノ鼻小屋到着
4/25日(日)
8:00 山ノ鼻小屋出発 11:30 至仏山山頂到着
12:30 山頂出発悪沢上部を滑った後、鳩待峠方向へトラバース
13:30 鳩待峠到着途中温泉に立ち寄り、帰路へ
下山後は麓の片品温泉「千代田館」で汗を流す、途中の蕎麦屋(水芭蕉)で夕食。
午後8 時半過ぎに豊田に到着。
4/23日(金)
・深夜1:30 鳩待峠駐車場に車を入れ、朝まで駐車場でテント泊。
おりからの寒波の影響により、鳩待峠は時折吹雪くほどの寒さとなった。
・駐車場の管理人から朝方には一杯になるので撤去するよう言われが、結局朝の天候が悪かったため、一杯にはならなかった。
4/24日(土)
・午後から回復する予報に、鳩待峠でしばらく天候の回復を待ち、AM 8時に峠を出発。
・出発すると間も無く吹雪となる、小至仏山のトラバースでは視界5m程となる、この鞍部で風を避け休息。
・視界回復は望めないが過去2回ほど経験しており前進する、山頂に到着したのは昼過。
・山頂からはムジナ沢へと、少し下ったところで全く視界が効かなくなる。
・ホワイトアウトの中、立止まり15分程待つが回復見込みがなく且つ寒気を感じる。濃霧の中、後方にある北方の岩稜帯が時折、姿を見せる。
・岩稜の大岩を目当てにしてルートを探るかなと思案中に、もうメンバー達は後方へと行動し始めた。
・後を着いて行く、先頭のリーダー慎重にルートを探るが腰までの深雪に進路を阻まれ転倒度々。
・先頭は下段を東(尾瀬ヶ原方面)へのトラバースを探っている様子だが早すぎる。
進路修正の声掛けをするが吹雪中では声が届かない。仕方なく自分がトップへ行く事とする。
・深雪からの起き上るリーダーの安全確認をし、板のトップを深雪の谷側へ落として突っ込み数メートル滑走すると視界が明るくなって来た、自分の位置と進路を把握する。
・ムジナ沢左斜面へ向けトラバースを開始、しかし岩稜帯真下となりガリガリのアイズバーンとなっている。
・バリ、バリ、バリと高鳴る板をコントロールし、当初のムジナ沢ルートへ導く。
・視界もスッカリ開けてきた。ここから先はメンバー達も心得ているルートである、思い思いに滑走する。
・今年も、山頂での悪天候に苛められたナー、、と山頂を振り向くと、まだ厚い雲に覆われている。
・前回は、雷にも追われたが今日は、もうその心配はなさそうだ。
・メンバーの皆々、我々以外誰も居ない貸切状態のムジナ沢へ キャホー、キャホーと歓喜の滑走となっている、それは新雪状態の斜面はまたとない快適さとなっているのであった。
・広大な斜面、メンバーのシュプールが付いていない斜面を選んで、自分も後を追いかける。
・ムジナ沢を一番下まで快適に滑るとここで一服。
・ここからは自然園の中を山ノ鼻まで、景色を楽しみながら進み、午後4 時に山ノ鼻小屋に到着した。
4/25(日)
・ 朝から素晴らしい天気に恵まれ、早朝暗い内からカメラ好きのGKUさんは撮影のため小屋を出発。
・寝坊の自分は、ノンビリと起き朝食をとっていると、撮影に出てたメンバー達が戻ってきた。
・写したデジカメの液晶を見せてくれる、さすがに朝開けの美しい尾瀬の光景は素晴らしい。
・写真撮影を目的に来ても良いくらいの、素晴らしい景色だった。
・am 8時とゆっくりの出発、天気も良く途中、のんびりと2回休憩を入れながら山頂にはam11時半に到着。
・山頂からの展望が素晴らしい、展望をゆっくりと楽しんだ後、ワル沢方面に向かう。
・尾瀬自然保護財団の今朝のチラシ情報によると、ワル沢は下部で沢が開き対岸へ渡ることができないとあった。
・従って途中から鳩待峠から続く尾根に向かってトラバースをする、このコースは快適な滑走は望めないが、疎林帯を抜けるに変化があり、それなりに楽しい。
・オヤマ沢の源頭部を通過した後は尾根を、そのまま鳩待峠まで快適に滑り下る。
・13:30分 鳩待峠へ無事到着。
費 用:(一人あたり):交通費(平均)
5,000 円 宿泊費 8,400 円
温泉入浴料 (片品温泉 千代田館)500円
<補足>
この行事は山スキークラブの会山行ですが、四季山岳会でも来シーズン行きたいとの事でしたので、その参考に掲載しました。