空木岳

日付 8月27、28日
山域 中央アルプス
ジャンル 縦走
メンバー 山口あ、谷澤あ、吉田ゆ、他1名
行程 林道終点駐車場6:00〜池山小屋(水場)6:58〜大地獄・小地獄9:00〜分岐10:35〜空木岳避難小屋11:05駒峰(こまほう)ヒュッテ12:15
駒峰ヒュッテ5:45〜空木山頂5:55〜木曽殿山荘(水場)7:45〜東川岳8:08〜熊沢岳9:36〜檜尾岳11:14〜極楽平13:57〜千畳敷14:20
その他

山行報告

台風一過の明るい空の下、駐車場を出発。整備された道を1時間ほどで池山小屋の水場に到着。冷たい水を飲んでいる間、いくつかのグループに追い越される。小屋はきれいだが、小屋の目の前の水場は涸れていた。

大地獄・小地獄は立派な階段や手すりがついていて、前後の注意喚起の看板がなければそれと気付かず通過してしまいそう。避難小屋への分岐までは木々がシラビソである以外は里山のような穏やかな雰囲気だった。

分岐からは青空の下、花崗岩をちりばめた緑の山肌がまぶしい。ヒョウタンボク、ナナカマドの赤い実の向こうに石畳で囲まれた避難小屋があった。

ウメバチソウやウサギギクが咲き、チングルマの名残がそこここにある。行く先の尾根も駒石も見えているのに、いつの間にか急な登りが始まっていて、ここからヒュッテまでが一番大変だった。

高度障害気味の吉田ゆさんは暖かい格好でしばし休憩。あとの3人は手ぶらで駒石まで遊びに行った。雲が切れて伊那の町が見える。岩登りショットを撮るのが楽しい。

見事な夕焼けのあとは雲の下に花火が小さく見え(二尺玉だったとか)、夜は満天の星空に天の川まできれいに見えた。外の気温はフリースに雨具を重ねてやっと耐えられるくらいまで下がった。

5:20に日の出。雲海の色の変化や朝焼けに染まる御岳山に見とれていて、出発がやや遅くなってしまった。さくっと山頂を踏み、木曽殿山荘へ。百人近く宿泊していたとかで、岩場で大勢とすれ違う。

水場付近はトリカブトやサラシナショウマのお花畑だった。ヒュッテから眺めていたギザギザの稜線は、そのまま忠実なアップダウンの連続だった。岩と砂のピークにはイワツメクサやトウヤクリンドウが咲き、晴れてはいるが風が吹くので暑さはなかった。

極楽平の時点で2時近かったので、宝剣はまたの機会にして千畳敷へ下る。番号札を読むスピーカーの声がし、人が大勢見える。下りてみるとロープウェイは2時間待ちになっていた。

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